シュワシュワセオリー

人狼殺のセオリーや名探偵コナンの真相推理がメインの推理ブログ

名探偵コナンの前日譚 ~ ジンから連なり1話に結われるストーリー ~

 

簡単に1話に繋がる前日譚的なストーリーを逆接的に推理してみる

1話で工藤新一はジンにAPTX4869を飲まされて物語は始まった

 

 

 

がしかし、100巻までジンの行動を振り返ってみると

「コナンを捕まえそうで捕まえない」といった描写が多いことに気づく

こうした点の数々を見ていくと「実はジンはコナンを見つけたり標的として見ていない」

ことが明らかとなってくる

コナンが潜むロッカーを開けようとして寸でのところで止めたシーンもまさしくである

そんなジンであるが逆接的に辿り最初の結論から言っていくと

「ジンは1話の段階で既にAPTX4869は例外的なケースとして幼児化現象が起こると知っていた」

これを言ってしまうと1話の様々な事が裏返ってくるから読者は驚きだろう

続けるとそれを示す描写としてジェイムズ・ブラック(仮)が日本に来て直ぐに「Cool Guy」と言っていたことが当てはまる

ベルモットが来日した描写は明確にはないが彼女も同じくCool Guyと言っているので含まれる

つまりジェイムズとベルモットが来日した時点で2人とも「APTX4869の例外的な幼児化現象を把握していた」といった事が推測できる

2人が来日した目的の中にもその事が含まれる事は容易に想像できるだろう

そしてそこと繋がってくるのが安室の秘密の部屋でジェイムズはMI6とのダブルスパイでもあるよと書いたが

ブログ内で書いていたか忘れたがジェイムズがMI6にも所属しているという事なのである

メアリーも言っていたが「MI6には様々な事を深く知りえている情報網がある」事は作中に既に明らかにされていることである

そしてそのMI6に繋がってくるのが赤井務武でありジンとなるのである!

先日ジンは赤井務武と書いたがジンである赤井務武はMI6に所属していた事がほぼ確定となっておりその裏付けとしても問題はないだろう

以前ジェイムズもRUMの影武者の可能性が高いという話もしたがジェイムズが黒の組織とも関係しているならジンとも関係を持っている事は想像に難くない

まとめるとジンとジェイムズとベルモットの間で情報交換が行われていた可能性が浮上するのだ

つまりMI6でありジンとも通じているジェイムズが工藤新一を幼児化させた本人であるジンとも繋がっているとなればジェイムズがAPTX4869の幼時化現象を知る事にも違和感はなくなるわけである

そして来日前のジェイムズが把握していたならそれは少なくとも1ヶ月前、あるいは数ヶ月前や数年前といった可能性も考えられる

そしてジンは「ジェイムズがそれを知る何ヶ月、いや何年も前にAPTX4869の例外的な幼児化現象を知っていた事」が裏付けとして言えるのである

(補足:ジンは赤井家の人間をとんでもない奴らと言っているのでメアリーには幼児化の効果を伝えていないのでメアリーは知る由もなかった)

 

つまり『1話の段階で何ヶ月・何年も前にジンこと赤井務武がAPTX4869に幼児化現象が起こりうる』事を知っていたという新たな線が見えてくる

こうして見えなかった点を繋げ線にして繋げ浮かび上がらせていくのが推理の醍醐味なのである

1話のジンが実は知りえていた情報・ジンの裏設定が明らかになった段階で次の謎が浮かび上がってくる

『ジンはいつどこでAPTX4869を手にしていたのか?』

これは読者のほとんど誰も考えていない謎でありそのまま置き去りにしてきた伏線でもある

そこを考えてこその推理である

その答えもまたまた逆接的に結論から言うと

ジンは宮野志保に接触してAPTX4869を入手した!

ここがまさしくこのブログの更新予定にもあったジンと宮野志保(シェリー)の関係性である

ジンがシェリーを思い浮かべた描写で宮野志保がなぜ裸なのか?

答えは

『何ヶ月・何年も前にAPTX4869の幼児化現象を把握したジンはAPTX4869の入手に動いていたのである』

APTX4869の例外的なケースを知ったジンがAPTX4869を手に入れようとした際に「薬の開発者に接触する」事にそう違和感はないはずだ

そこで接触したのが宮野志保ことシェリーだった

ジンはそこでシェリーと男女として接触してジンとシェリーがお互いに話を交わした上でジンはAPTX4869の入手に成功した事が考えられる

だからこそジンがシェリーこと宮野志保を思い浮かべる時は裸なのである、といった事が言えるだろう

ジンとシェリーの関係性の伏線はこうした大きな背景に繋がっていたのだ

ここまでをまとめると

ジンは1話の前にAPTX4869の例外的なケースを知っていた、そしてそこでAPTX4869の入手を図りその薬の開発継承者であるシェリーこと宮野志保と接触しAPTX4869の入手に成功し1話で工藤新一にシェリーとの接触で入手したAPTX4869を飲ませた

これが1話に繋がる前日譚としての物語の大きな背景、バックストーリーだったのである

 

しかし、ここで更なる疑問が生まれる

読者はきっと「え?いやいや、もう十分でしょ。綺麗に収まったじゃないか

ジンとシェリーの関係性も明らかになって全て丸く収まった、面白かったよ」

と言うでしょう、しかしながら『まださらにこの前日譚には大きな事実が含まれているのである』

以前、羽田浩司事件と浅香に関するネットの記事を誰が上げているんだ?

「それはおそらく赤井務武だよ」

という推理を書いたが「シュワシュワセオリーではジンは赤井務武」であると結論を出しているので

まとめると『羽田浩司事件や浅香の記事をネットにアップしてるのはジンである赤井務武』という事になる

そのネットにアップされた記事に対してコナンは

「まるで誰かがこの謎を解いてくれって・・・言わんばかりにな」と言っているのである

そして『ジンがネットにアップされた記事の謎を誰に解いてほしいと想定しているのか

そこを考えてみればコナンしかいないのである』

この事実が大きく浮かび上がってくるのである

羽田浩司事件を追っていて推理に長ける人物には世良真純も浮上するが「ネットの記事から推理して謎を解こう」といった印象までには到達していないように見受けられる

この羽田浩司事件と浅香に関する記事に最も反応しているのはやはりコナン以外にいないだろうと考えられる

であるとするならば、ここにこの記事を締め括る大きな結論と大きな事実が浮上する

まずその結論と事実に繋がってくるのが

ジンはAPTX4869による例外的な幼児化現象を引き起こす条件も把握していた!

まさにまさに、この一番大きな根幹の事実が浮かび上がってくるのである

「APTX4869の幼児化現象を引き起こす条件についての考察」はこのブログにおいても過去記事にしてある通りである

「そのAPTX4869に関する幼児化現象も実はジンは知っていた!」

それはなぜかと言えば先程の話題に戻るが「ジンこと赤井務武が羽田浩司と浅香の記事をネットにアップしているのは誰かにこの謎を解いてほしいから」

と書いたがその「誰かというのは作中においてどこをどう見てもコナン以外存在しない」

と考えられるからである

ジンこと赤井務武自身が工藤新一にAPTX4869を飲ませ、そのジンが誰かに羽田浩司事件の謎を解いてほしくてネットに記事をアップしているがもうその解いてくれそうな誰かって

ジン自身が自らAPTX4869を飲ませてコナンにした工藤新一以外にいない!

ということがどの角度から見ても見えてくるのである

 

ここからいよいよいよいよ大結論になります

そうなってくるのであればそれはもう

『ジンは最初から、羽田浩司事件の謎を解く名探偵をずっと求めていてそれにふさわしい、そしてAPTX4869の幼児化現象を引き起こす条件を満たした高校生探偵工藤新一に接触してAPTX4869を飲ませたんじゃね?』

記事を締め括るこの大きな結論と大きな事実が見えてくるのである

『まさかジンは最初からその名探偵としての資質と幼児化条件を満たすことも全て知っていて

名探偵コナンを創り出したのではないか』

そういう事が言えてくるという話になるのである

いかがだろうか、この名探偵コナン第1話に繋がる大きな背景、大きなバックストーリーが明らかになった

つまり、『ジンは最初から高校生探偵工藤新一が探偵として優秀でありAPTX4869の条件も満たす事を知った上でウォッカと共にトロピカルランドにやってきてジェットコースターで事件が起きそうな事も実は知った上で工藤新一に自らジンとウォッカの2人組に注意を惹かせ追わせた上で

APTX4869を飲ませる機会を狙っていた』

こういう事が見えてくるのである

名探偵コナンを創り出したのは他ならぬ誰でもない第1話で接触したジンこと赤井務武本人であった』

この驚くべき逆接に次ぐ逆接の点と線が面になる推理が見えてくるのである

 

今度こそ綺麗にまとまりましたね、書いている僕もそう思います

ジンとシェリーの関係性に関してもようやく時を経て書けて嬉しかったです

ですがしかし、推理というのは繋げれば繋げる程その全容と背景が見えてくるもの

ここからさらに『トドメの一撃推理』を展開してこの記事の本当の締めとしていきたいと思います

このジンから連綿と繋がり第1話に結われるストーリー

ここでもう1つ気になる最後の疑問が実は浮かび上がっているのです

それは

『ジンはどうやってAPTX4869の幼児化現象の該当条件を知ったのか?』

ということだろう

ここに繋がってくるのが

17年前の羽田浩司事件

いよいよ1話の前日譚のストーリーから17年前にまで遡ってまいりました

時を翔けるブログとでもいいましょうかね

ジンがどうやってAPTX4869の幼児化現象の該当条件を知ったのか、そこに繋がるのが17年前の羽田浩司事件ということになってくる

そのAPTX4869の幼児化現象の該当条件を知っているのはおそらく・・・

RUM(又はRUMの影武者)

ということになってきますね

そしてそこに関係してくるのが

APTX○○○○(以下APTX)の開発に関わっていた宮野夫妻!

そして

寿司屋に勤める脇田兼則がRUMの影武者でありAPTXの開発に関わっていた宮野厚司である!

という推理の結論も浮かび上がってきます

APTXの少女化現象を間違いなく把握しているRUM(又は影武者)が

17年前何をしたかとジンは言っていたのか

それは

「知ったことか・・17年前にRUMが抜かった仕事(ころし)など」

と言っていたこと

17年前の羽田事件は今も謎に包まれている大きな事件

そこでRUMがやってしまった事は「仕事(ころし)を抜かったこと」

つまり

RUMは17年前の羽田浩司事件で誰かを殺害しようとしていた

これは確実に言えることでしょう

RUMは17年前の羽田事件で誰を殺害しようととしていたのか?

それは「仕事(ころし)を抜かった」、失敗したというジンのセリフからおそらく羽田事件の関係者であり逃走し行方不明とされているアマンダのボディーガードの浅香である

と考えられるでしょう

いよいよここからこれも更新予定であった羽田浩司事件の本当の真相に結びついていきます!

羽田浩司事件の真相については既にブログにて記事をアップしてありますが

そこから新たに分かっていて僕パレントが読者の皆さんにも言っていなかった事があったんです

最後の推理も逆説的に結論からいきましょうか

それは

ボディーガードの浅香は17年前の羽田事件で少女化した!

これがね、ツイッターでもフフン~と余裕ありげに振舞っていた緋色の弾丸を股ぎRUM編の真相の核心に繋がる結論なのである!

紐解いていくと「羽田事件でRUMが仕事(ころし)を抜かっていて誰かを殺害しようとしていた」というのは作中の描写から確実になっていますよね?

では羽田事件において起きたことと言えば何なのかと言えば

『APTX服用の毒殺による連続殺人事件!』

であり

『APTXが深く関連している事件でもある』

これらは明らかなことであり間違いなく言えることである

であるならば

RUMは誰かを殺害しようとしていた仕事(ころし)にAPTXを使用しようとしていたのではないか!?

この推論は十分立てられるのではないかと思うところなのである

17年前の羽田事件でAPTX4869による連続的な殺人が行われた中でRUMもAPTXを使用して誰かを殺害しようとしていたのであれば

なぜアマンダのボディーガードの浅香だけが逃走することができたのか?

そこを考えていけばそれは

RUMは17年前の羽田事件で仕事(ころし)を抜かったのではなく殺害することが出来なかったんじゃないのか!?

そういうことが考えられてくるのである

そこで浮かび上がってくるのが

アマンダのボディーガード浅香の少女化!!!

RUMはアマンダのボディーガードである浅香をAPTXを飲ませることにより殺害しようとしたが

その浅香が幼児化現象の該当条件を満たす人物であって想定外に少女化することで殺害できずに浅香は羽田事件の現場から逃亡して行方不明となって作中の今に至る

これが17年前の羽田事件に隠されていた真相、というわけである

 

17年前の羽田事件からジンの本編の前の行動まで時系列をまとめていけば

17年前RUMは浅香を殺害しようとAPTXを飲ませたが浅香がATPXの少女化条件を満たしていて少女化し、殺害できなかった

浅香は逃走しRUMはピスコも触れていた研究により開発したAPTXの成功例を見る

(これがなぜ例外のケースとしないのかと言えば烏丸蓮耶の元々の研究にさらに繋がるので省略)

RUMはAPTXの成功例を自ら関係を持つ者達にのみ伝えた

それをRUMと関係を持つジンが知り(17年前RUMが抜かったと知っているということは唯一RUMとの関係を持っているという裏付けにもなる)

ジンはAPTXの効果を把握していて、継承され研究が続けられていたAPTX4869の開発者であるシェリーこと宮野志保に接触しAPTX4869の入手に成功する

羽田事件を解決に導いてくれそうな名探偵の資質を持ちAPTX4869の幼児化の条件を満たす高校生探偵工藤新一が毛利蘭とトロピカルランドを訪れる日にウォッカとジェットコースターに乗り探偵の目を惹きつけ機を伺いAPTX4869を飲ませコナンの様子を見ながらジンとして活動し作中の今に至る

ということである

 

 

名探偵コナンの前日譚 ~ ジンから連なり1話に結われるストーリー ~

いかがだっただろうか

点から線、そして面と推論に推論を逆接的に重ねてきたが

かなり真相に近づいた推理となったのではないだろうか

そしてこの長々と書いた推理も全て解いた謎としてメモも一切見ずに

書き記しているものである

 

・ジンが第1話の前に知りえていたこと

・ジンとシェリーとの関係性

・ジンが最初から高校生探偵工藤新一を幼児化させようとして1話で接触してきていたこと

・17年前の羽田事件でのRUMが抜かったことの真相

様々な推論を紡いだ上で大きな結論が生まれたのです

読者の皆さんも推理ものに興味を持ったら

これぐらい深く推理手法を活用し推理してみてくださいね~

思考を重ねていきましょう

ということで今回もシュワシュワとスッキリ爽やかなシュワシュワセオリーでした~

 

P.S.

コナンを真面目に推理してた頃カクテル考察もやってましたね~

その中で見つけたのがロック・ア・コー(Rock A Coe)

ベースがジンでドライジンとドライシェリーを合わせて作るカクテル

アペリティフと呼ばれる食前酒としても飲まれるもので

食事の前の食前酒、本編の前の前日譚としてふさわしいジンから連なる物語となりました

ここまで書いておけば作者もきっと大満足でしょう(笑)

ジンが飲ませたAPTX4869はジンとシェリーの想いをのせたものだったのかもしれません

どこまでも届いてゆけ