シュワシュワセオリー

人狼殺のセオリーや名探偵コナンの真相推理がメインの推理ブログ

メアリーに薬を飲ませた人物の正体推理 ~ 真実(こたえ)は二つに絞られる ~

 
 
 

イギリス回の裏で起きた衝撃の事件の真相は・・・?

 

シュワシュワセオリーのパレントです

名探偵コナン」の連載も再開し新たな情報も出てきました

そこで今回は「MI6捜査官メアリー世良」にフォーカスを当ててみたいと思います

メアリー世良、彼女は一体誰に薬を飲まされたのか

その真相を論理的に丁寧に推理していきたいと思います

 

※引き続き先行した推理記事になりますのでご注意ください

 

 

メアリーが幼児化する直前までの経緯を辿る

羽田浩司事件で夫の赤井務武からメールを受けたメアリーと子供たちは

危険なイギリスから安全だと思われる日本へ来日してきました

 

10年前のさざなみ回でメアリーとその子供である

長男赤井秀一・次兄羽田秀吉・長女世良真純は新一・蘭と出会い

長男の赤井秀一と協力して事件を解決しました

 

10年前のさざなみ回では

メアリーは夫赤井務武の事は「既に亡くなっている」と考えていて

子供達の為に自らが夫赤井務武の父親代わりになる事を決意します

 

そして時は現在に戻りある時メアリーに

夫の赤井務武らしき人物から連絡が来て

娘の真純と共に再びイギリスへ渡英したのです

17年前の羽田浩司事件以降行方不明となった

夫赤井務武と思われる人物へ会いに行くために・・・

 

そして今現在メアリーと娘の真純は日本でホテルを転々とし暮らしています

なぜならイギリスへ渡英しメアリーは工藤新一や灰原哀と同じ様に

体が小さくなってしまった!

 

イギリスへ渡ったメアリー、彼女にその時何が起こったのか!

体が幼児化した現象は何を意味しているのか

誰に幼児化する薬を飲まされたのか

メアリーにはまだ明かされていない謎がたくさんあります

 

では次は具体的にメアリーに誰が薬を飲ませたのか

その考えられる人物候補を出来る限り考えていきましょう

 

メアリーに薬を飲ませた人物候補を洗い出して検証する

 

メアリーに薬を飲ませた人物は全部で5パターン考えられます

それぞれを『人物候補1~5』として考えていきたいと思います

1.赤井務武本人がメアリーに薬を飲ませた

2.何者かがメアリーに薬を飲ませた

3.RUMが直接メアリーに薬を飲ませた

4.RUMが赤井務武の姿に変装しメアリーに薬を飲ませた

5.変装できる何者かが赤井務武の姿に変装しメアリーに薬を飲ませた

 

メアリーに薬を飲ませた人物はこの5通りに集約されます

では検証していきましょう

 

まず一つ言える事は

『メアリーがイギリスへ向かう為に必要な大前提となる条件が存在する』

という事です

 

なぜならメアリーは羽田浩司事件で務武からのメールで

比較的安全な日本へやってきました

それはつまり何か不測の事態を考慮しての事で

母親メアリーとしては『秀一・秀吉・お腹の真純を安全な環境で

生活させてあげたい』という親心が当然あったものと考えられます

そして日本で暮らしていた中で赤井務武と思われる人物から連絡が来て

その人物へ会いに再びイギリスへ渡る事は

彼女の心情を察してもはいすぐにと言えるものではないと考えられます

 

確かに実際イギリスへ渡る前に長男の秀一はFBI捜査官となり

次兄の秀吉は羽田家へ養子へ入りそれほど負担はなかったと考えても

娘の真純の事もありますし簡単には決められなかったと考えられます

つまり『メアリーにとって何か確証の様なものが必要であるという事は

容易に考えられます』

そう、『連絡してきた赤井務武が間違いなく本人であるという確証が』

 

『赤井務武であるだろうと考えられる確証』

これと人物候補の1~5を照合して仮説を立てて考えていきたいと思います

 

まず『赤井務武であるだろうと考えられる確証』

これはメアリー自身が『夫である赤井務武を「間違いなく本人である」

と考えられる人物でなくてはならない』

長年連れ添った夫婦でもありますから妻メアリーから見て

夫の務武かどうかは判別が付くはず、そう考えられます

 

そこから考えると「人物候補2の何者か」

これはメアリー自身が「彼は赤井務武ではないと気づく」ため

有り得ない事がわかります

続いて「人物候補3のRUM」

RUMは97巻でもほぼ明らかになっていますが

『RUMはRUM候補である黒田兵衛・若狭留美・脇田兼則の中にいる』

この事がほぼ濃厚になっています

つまり『黒田であっても若狭であっても脇田であっても

3人は赤井務武とは容姿が似ても似つかず

メアリーは夫である赤井務武とは異なる事に気付く!』

という事が考えられます

 

これらの推理から『人物候補2・人物候補3は除外されます』

 

よって残った人物候補・パターンは『1と4と5』

この3つに限定されてきます

 

では次にパターン4について考えていきましょう

『4.RUMが赤井務武の姿に変装しメアリーに薬を飲ませた』

これは「RUMが例えば変装できる人物の力を借りた」

といった事が考えられます

しかしながらこの推理には3つ矛盾点があります

 

1つ目はキールからコードネームRUMの連絡が届いた時と

メアリーが薬を飲まされた時の時系列の問題』

キールから「『No2側近のRUMが動いた』との情報が届いたのは

工藤邸にFBI捜査官達や少年探偵団が集まった時の出来事」

「単行本85巻」の段階です

一方メアリーがイギリスへ真純と渡英し薬を飲まされたのは

『新一・蘭がイギリスへ渡英しコナンがウィンブルドンの事件に遭遇した

時に同じイギリスの裏で起こった出来事』です

そしてそれは「単行本71・72巻での出来事」

つまり時系列的には

「RUMが動き出した、それよりもっと以前にメアリーは薬を飲まされていた」

という事になります

こう考えていけばこれらの二つの出来事には

「直接的な関係が無い事が考えられます」

 

キールから届く黒の組織のコードネームに関する情報は

『そのコードネームを持つ人物が以後表立って動く・活動する意味』

を指しています

その点を考えれば「85巻でいよいよRUMが動き出した流れを見ても

そこからRUMが何者かの力を借りてメアリーに会おうとした事は考え難い」

こういう事が考えられます

よって『メアリーに薬を飲ませたのはRUMが動き出す以前の話で

RUMではない』

この仮説の妥当性が濃厚になってきます

 

そして二つ目は『コナンが安室から教えてもらったRUMに関する情報』

それは「RUMがせっかちである」という情報でした

「せっかちのRUMがメアリーをイギリスへわざわざ呼び出し

MI6の前にあるヴォクスホールブリッジでメアリーに薬を飲ませた?」

この事は非常に考え難い、いまいちピンと来ない結論ということが

見えてきます

なぜなら「RUMはせっかち」この情報が本当にそうなのであれば

RUMが何者かの協力を得て変装しイギリスで待っていたのであれば

『RUMのせっかちであるという行動原理とは矛盾するから』

この違和感が浮上してきます

「RUMはせっかちであるはずなのにイギリスでわざわざ待ってるなんて

おかしくない?」

そういう話になってきますね

『RUMが何者かの協力を得て変装しメアリーに会おうとするのであれば

直接メアリーの居処をつきとめ、彼女のいる

日本へ来日し接触しようとするはず』

それはRUMがせっかちである、という事からも

その線の方が濃厚である、と考えられます

 

『赤井務武の姿に似せてイギリスでメアリーを待ち薬を飲ませた人物が

いるとするならばそれはせっかちなRUMではない』

この妥当性の高い結論が見えてきます

以上の時系列と行動原理・プロファイル考察の2つの根拠から

「メアリーに薬を飲ませた人物は何者かに変装する力を借りたRUMではない」

という事が濃厚である、と考えられます

 

そして仕上げの3つ目、それは

『RUMが何者かの協力を得て赤井務武に変装しメアリーに会おうとするのであれば

それはもう「その変装する能力のある人物」が直接RUMの代わりに

メアリーに会おうとするのでは?』

これも非常に濃厚な仮説であると言えます

「RUMがわざわざ変装して動くくらいなら

もうそれはその変装できる人物が直接会いに行くのでは?」と

これは組織の構造や「まだ表立って動き出していないRUM」を踏まえれば

非常に可能性の高い仮説である、と言う事が出来ると思います

 

では次はいよいよ結論へ向かいたいと思います

 

メアリーに薬を飲ませた人物の正体とは・・・

 

ここまで人物候補を5パターン出してそれぞれ検証してきました

そしてここまでに「2・3・4のパターンは考え難い」との結論に達しました

となれば残った可能性は『二択』になります

これまでの仮説から導き出した結論は

 

「人物候補1か人物候補5か、この2パターンのいずれかが真相である」

つまり

「実は赤井務武本人が渡米し直接妻のメアリーに薬を飲ませた」

或いは

「変装できる何者かが赤井務武そっくりに姿を変えメアリーに薬を飲ませた」

『赤井務武本人か、或いは彼そっくりに変装できる人物

この2人・二択のどちらかである!』と考えられるでしょう

 

赤井務武が妻であるメアリーに薬を飲ませた?

そう考えるととても想像し難いものがあります

或いは変装できる何者か、黒の組織で言えばベルモットが可能性が高いと

言えます

『「コードネーム ベルモット」は

姿も声色もその当人そっくりに変装できる能力を持つ人物』

メアリーが夫の赤井務武に違いないと思うくらいに姿も声色も

夫にそっくりな人物になれるとすればやはりベルモットの可能性が浮上してきます

 

よって最終的な結論は

『「赤井務武その人本人」か或いは「変装の達人ベルモット」のどちらかである』

こうなりました

この二人のどっちなのか

これ以上の結論は現段階ではとても難しいとパレントは判断しました

しかしながら「赤井務武かベルモットのどちらかである」

この結論だけはこれまでの幾重にも重ねた検証と仮説から

出す事が出来ました

よって

『赤井務武かベルモットのどちらかである』

これを最終見解・結論として出したいと思います

 

感想・まとめ

 

いかがでしたでしょうか

今回はメアリーに薬を飲ませた人物の正体推理をしてみました

まさか「赤井務武とベルモット」この二人のいずれかになるとは

考えてもみませんでした

最終的な結論、どちらなのかはこれ以上答えを出せませんでしたが

これからまた新たな情報が出てくればそれらを参考に

考えていきたいと思います

とりあえず現段階で考えられるのはここまで、と言ったところですね

今後の名探偵コナンの展開に期待しましょう

それでは、また次の記事でお会いしましょう~ パレントでした