シュワシュワセオリー

人狼殺のセオリーや名探偵コナンの真相推理がメインの推理ブログ

探偵の休息 「FILE 1048 何故泣いている・・・ ~ ベルモットの目的とは ~」

 
 
 

 

 

シュワシュワセオリーのブログマスター、パレントです

 

いよいよ新章も始まり目が離せなくなってきました名探偵コナン

映画「緋色の弾丸」の公開も1ヶ月少しと近づいてきて

ストーリーもグッと進んできましたね

 

今回も『探偵の休息』として書いていきたいと思います

引き続き先行して僕パレントの推理を中心に書いていくので

数話先の内容もあるかもしれません

その点はご注意くださいね

 

 

引き続き舞台はモデル関澤礼美のバースデーパーティ

コナンが口内炎で喋れないので真純がサポートしています

最近では珍しいコナンと真純の共闘作戦♪

 

 どうやら毒はケーキに入っていた様子

前回のFILE1047話では事件のポイントを8つまとめていました

 

今回の事件のポイントは以下の8点

・モデル関澤礼美がマネージャーから貰った油性ペンが書けなかった

・妹関澤祐美が新しい油性ペンを渡しモデルの姉がサインを書いた

・マネージャー櫛山が油性ペンを渡した時キャップの方を向けて渡した

・妹関澤祐美が油性ペンを渡した時持ち手の方を向けて渡した

・パティシエ初根継男が花崎氏のテーブルへケーキの載った皿を置いた

・犯人は照明が暗転した中暗い中でも見える花崎氏のメガネを頼りに

油性ペンで彼の額に天罰と書いた

・犯人は暗転した中膝をつき左手でぎこちない形の「天罰」という文字を書いた

犯人はおそらく右利きである

・暗転した中ワインのボトルが割れた事

 

どれも事件において重要な要素だったみたいですね

小さな事でも見つけて推理に活かす着眼力・発想力がミステリーでは大切です

やはり「天罰」という文字は犯人は右利きの人物が左利きで書いた様ですね

 

事件関係者5人がいたテーブルはほぼ『密室状態』になっていた

つまり容疑者は「倒れた花崎氏以外の4人の中にいる」という事に

つまり犯人はこの中の誰か、という事になります

 

・蘭の同級生の関澤祐美

・関澤祐美の姉のモデル関澤礼美

・モデル関澤礼美のマネージャー櫛山認

・パティシエの初根継男

 

ここからは恒例のパレント推理ターイム!!

やっていきたいと思います

 

前回推理において犯人候補を絞り込んだポイントを2つ書きました

推理ポイント1

「関澤礼美に犯行は不可能」

 

推理ポイント2

「油性ペンと3秒ルール

 

その2つの推理ポイントから犯人の可能性線を限定していきます

 

まず推理条件1によりモデル関澤礼美は犯人候補から消えます

・関澤祐美の姉のモデル関澤礼美

 

そして今回新たに犯行当時の関係者4人の行動が証言として出てきました

次に蘭の同級生関澤祐美を見ていきましょう

彼女は被害者花崎氏の隣に座った姉礼美のさらに隣

あのテーブルの5人では一番端に座っていました

早めにケーキを食べ終えトイレに出て行こうとしたら花崎氏が倒れたとのこと

彼女が犯行を行うとしたら隣の姉のさらに隣まで手を伸ばしたり

席を立って行動しなければいけません

そこで異変があれば姉が何か異変に気付いていてもおかしくない

『関澤祐美に犯行はほぼ不可能と言えます』

そもそも、彼女が犯行を行うとしたらアリバイ作りとはいえ

そんな遠くの席に座っていてはあの何も見えない時に

的確に花崎氏を狙い、額に文字を書く事は難しいでしょう

ケーキに毒が盛られていたとしてパティシエがケーキを載せたワゴンが

ある場所とは正反対の位置にあります

彼女に犯行は不可能と言えますね

よって関澤祐美も容疑者候補から外れます

・蘭の同級生の関澤祐美

 

やはりここまでは読者の皆さんも想定通りな流れ

問題はここからですね

犯人はこの2人に絞られました

・モデル関澤礼美のマネージャー櫛山認

・パティシエの初根継男

 

いよいよ犯人は誰なのか、という話ですが・・・

今回のFILE1048でパレント目線ではようやく犯人が決定的になりました

それは何かと言うと『プロジェクターのコード』

プロジェクターのコードは事件関係者5人がいたテーブルの脇から

真っ直ぐコンセントまで伸びています

その電源コードを犯行当時抜く事が出来たのはおそらく

花崎氏の席からケーキが載ったワゴンまでの間の席にいた人物になります

その中でも櫛山氏の席辺りを電源コードが伸びている

関澤姉妹がいた席からはコードを抜きにいくのも簡単ではありません

加えて電源コードの位置も暗くなっていては分からない

犯行は非常に難しと考えられます

 

つまりプロジェクターの電源を切れる場所にいるのは

コンセントまで伸びている電源コードに最も近い席に座っていた人物

「マネージャーの櫛山認ただ一人」なのです

暗い中プロジェクターの電源を切り毒を口にし倒れている花崎氏の

傍に駆け寄り「天罰」と書ける人物はマネの櫛山氏以外いません

 

仮にパティシエの初根氏が犯人だとしたら

「暗くなったのでワゴンを押さえていた」

そのワゴンをどうやって暗い中見つけるのか

という疑問点も見えてきます

暗くなっても見えるメガネならそれは可能ですがね・・・

 

というわけで犯人はおそらく「マネージャーの櫛山認」に間違いなさそうです

『彼は事件当時被害者花崎氏の隣に座っていて

最も犯行が可能な人物と言えるでしょうから』

パレントは様々な要素から推理していって

犯人は「モデル関澤礼美のマネージャー櫛山認」だと結論付けました

 

さて警察と関係者4人は油性ペンを誰が持っているか話をしています

書ける油性ペンを持っていたのは礼美さんかと尋ねる目暮警部

そこで「礼美がそんな事するはずはない!」と突然声を出すマネージャー

すると礼美は祐美にペンを返したと話します

祐美を見る目暮警部とマネージャー櫛山認

 

どうしたんでしょうね、マネージャーの櫛山氏は(笑)

おそらく・・・マネージャー櫛山は「礼美より祐美にタレントの可能性を

見出していた・・・なんて話になったりして」

まあそれはマネージャーの行動からの単なる憶測ですが

 

さて油性ペンの話をしている中

真純の携帯電話にメアリーから電話が

そこからメアリーの知られざる薬で小さくなったイギリスでの

事件について回想が始まります

 

メアリーに一人の男が近づきます

それは・・・なんと赤井務武!

と思われたが実はベルモットだった!!!

 

メアリーと務武の会話から謎のヒントや真相の伏線に繋がりそうなポイントを

幾つか挙げるとこんな感じ

・務武「久しぶりで待ち合わせの場所を思い出せなくて」

メアリー「それで、羽田浩司を殺した犯人は分かったの?」

・務武「いや、とても大きな組織だという事しか分からなかったよ

    奴らに目をつけられて逃げるのにやっとでね」

・務武「奴らから逃げる際に頭に大怪我をして長い間記憶喪失で

    街をさまよってた」

・メアリーが背後からベルモットの部下の男2人に銃を向けられる

ベルモット「これからあなたをこの薬で毒殺しようとする女よ・・・」

 

やっぱり赤井務武だったのかあ~!?と思いながら読み進めると

いやまさか、でもやっぱりなベルモットでしたね~

先週こういう記事を書いていました

 

 

メアリーに誰が薬を飲ませたのか

僕パレントは全ての考えられるパターンから絞って

『赤井務武かベルモットと最終的な結論を出していました

 

なんと当たってた~!やったよ~!

昨年推理の方法論に関して色々見つめ直したり研究していたので

これは嬉しかったですね~

これまで長々とTwitterでもやってた『推理ツイート』が

実を結んだ形です

 

まさか『メアリーが体を小さくさせられたのはベルモットだった!』

本当に驚くべき事件の真相でしたね~

しかも

『新一が蘭にイギリスで告白していた時に

舞台を同じくしてその裏で起きた事件』

だった、ここにも本当にビックリしましたね~

 

さてこの記事のサブタイトルにもある

ベルモットの目的とは・・・』

いよいよここからですね、考えていきましょう

 

ここで2度目の推理ターイム!!

ここからはかなりの先行した内容になります、超ネタバレですね

注意してご覧ください!

 

 

さて、ベルモットの目的ですが

Twitterにてある程度まとめて呟いていました

 

 

 

 

大分長くなってしまったのでTwitterを拝借

ベルモットの目的を考えるポイントはこれらの3つに集約されていると

言っていいでしょう

今回「メアリー・赤井務武・ベルモットに関して様々な謎と情報」が出てきました

それらを踏まえて考えていく必要がありますね

 

まずベルモットが現時点で知り得ている大きな情報があります

それは『このイギリス編の段階で工藤新一・宮野志保は幼児化しており

その事をベルモットは知っていた』

これがまず大前提の情報となります

 

つまりベルモット

『この時までにコナンと灰原が幼児化している事を知っているにも関わらず

あの薬でメアリーを殺害しようとしていた』

この事が明確になってきます

 

仮にベルモット「本当にメアリーを殺害しようとしているなら

幼児化する可能性がある薬による毒殺は多少なりともリスクが生じる」

と言えます

 

それにメアリーの背後には銃を構える男が二人

メアリーを殺害しようとするなら自ら手を挙げなくても

部下に殺害させる事も当然それほど難しくはない、と言えるでしょう

 

ではなぜベルモットはメアリー殺害にあの薬を使ったのか!?』

こうして最初の疑問点にもう一度戻ってくる事で

別の方向性が明確に見えてきますね

 

要素A 『部下が銃をメアリーに向けている』

要素B ベルモットはこの時既に新一・灰原の幼児化を知り得ている』

 

一周して戻ってきてこの『A+B』から出す事が出来る結論はたった1つです

それは・・・

 

ベルモットはメアリーを殺害するつもりは全くなかった』

 

この事がはっきりと見えてきます

これまでのコナンの歴史を変える大きな転換点となる結論が出てきます

これまで散々大犯罪者と見られてきたベルモットの大きな真実と言えるでしょう

 

 そして新たな次の真相がまた見えてきます

 

要素C『独断専行であるベルモットが珍しく
部下を帯同させている意味は?』
『A+B』の結論と要素『C』の照合で要素『C』の意味が分かる

『A+B+C』でとても面白い推論が出来上がる

 

先ほどの『A+B』から導き出した結論

ベルモットはメアリーを殺害するつもりは全くなかった』

これと

要素C『独断専行であるベルモットが珍しく部下を帯同させている意味は?』

 

この2つを考え合わせる事で要素Cの本当の意味が見えてきます

そして、『「結論A+B」+結論「C」』でとても面白い推論が導き出します

 

そもそもベルモットのキャラクターと言えば

『独断専行』『秘密主義』、この2つが彼女を表す代名詞となっています

その独断専行であり、いつも一人で秘密裏に行動しているベルモット

「なぜ今回は部下を二人携えてやってきたのか!?」

 

ここが重要なポイントになってくるでしょう

そしてそこから考えられるCの結論とは

ベルモット黒の組織の部下二人に

メアリー毒殺を目撃させる為に連れてきた』

この事がはっきりと明確に見えてきます

つまりそれはどういう意味かと言うと

『メアリー毒殺を部下二人に目撃させ

その事を幹部のジンやラムに問われた際に

メアリーを毒殺した現場をこの目で見たと証言させる為』

 

そう、これは

 

ベルモットの偽証明だった』

 

のです

 

おそらくこんな会話になるでしょう

ジン「赤井・メアリー・世良を殺害したと言うのは本当なのか?」

ベルモット「あなたたち見てたわよね?私が殺害したのを」

部下二人「ええ・・・、はい、確かにこの目で見ました」

ジン「本当なのか・・・?間違いないんだな、お前達?」

ベルモット「二人ともそう言ってるんだから間違いないでしょう?

  私が赤井・メアリー・世良を殺害したのよ」

 

にわかには信じ難い話ですが推理で導き出した要素『C』の真相は

おそらくこの様なものでしょう

 

そして最終的な『「結論A+B」+結論「C」』から導き出す

最も大きな結論が見えてきます

 

それは・・・

 

 

ベルモットがメアリーを毒殺と見せかけ幼児化させて

メアリーを殺害した偽証明を成立させながらメアリーを助けた!』

 

これが最終的な推理の結論となりますね

なぜ助けたのか、その辺はまたどこかしらの記事で書いていきたいと思います

 

今回はパーティ会場の事件の最終的な推理と

メアリーの回想におけるベルモットの目的に関しての推理

2本立ての推理で書いてみました

現時点ではメアリーは幼児化して生きているので

 何とかあの危機的状況から脱する事が出来たのだろうと考えられます

今後の展開も非常に楽しみですね

 

それではまたお会いしましょう~パレントでした~