シュワシュワセオリー

人狼殺のセオリーや名探偵コナンの真相推理がメインの推理ブログ

ダブルHの伏線とミスディレクションの判別

 
 
 

 

『ダブルHの伏線は何を意味しているのか!?』

 

シュワシュワセオリーのパレントです

今回は連載再開した「名探偵コナン」の「FILE1043」で登場する

『ダブルH』の伏線について考察していきたいと思います

 

この伏線を見ていくことで羽田秀吉も登場する重要な将棋回の

さらに向こう側へ辿り着けるかもしれません

 

それではやっていきましょう~

 

 

 ダブルHに関するシーン

 

ダブルHとは先程も触れた「FILE1043 名人の髭」で

少年探偵団が「ダブルH大活躍!」と言ったことに始まります

 

その「ダブルH」とは

・東京スピリッツの赤木英雄

・ビッグ大阪の比護隆祐

この二人を合わせてダブルHと呼んでいます

 

そして光彦が灰原に「灰原さんもHですね」

と言えば灰原も「うふふ・・・」と言って喜んでいます

 そんなやり取りを耳にコナンは

「そんなことより俺は羽田家の太閤名人について調べなくちゃいけねーんだ」

スマホに集中して何か調べている様子

 

これらの描写からパレント的に

ダブルHを定義していきたいと思います

 

伏線「ダブルH」の定義

 

ミステリーの推理において「定義」する事は非常に重要です

定義することで様々な情報を分かり易く整理でき扱えます

 

ウォッカはジンが動く時に車を運転している」

「コナンは犯人を捕まえる時にキック力増強シューズを使う」

「コナンは映画ではスケボーに乗っている」

幾つか例を挙げましたがこれらは「定義」と言えるでしょう

 

 簡単に言えば定義とは

『~~とはこういうものである、と設定すること』

と言えるでしょう

「あるあるになるものを探して設定する」、とも言えますね

 

 それではダブルHの定義を実際にやっていきましょう~

 

先程の「ダブルHに関するシーン」から

具体的に取り出せるものをピックアップしていきます

 

まずダブルHとは

名探偵コナンに登場するキャラクターに関係している

・比護隆祐の比護、登場人物の苗字の最初の文字を指す(イニシャル)

といった事が分かり、定義できます

そして上記の2つに加えパレント的にもう1つ重要な定義があります

それは・・・

☆赤城英雄の英雄、名前の最初の文字を指していて

名前も「ダブルH」の対象に含まれる

 

 この3つ目がとても重要なポイントになります

作者風に言えば

・名前のHもダブルHの対象になるよ~@どうぶつの森

と読者は見てもいい『作者からの伏線に関するメッセージ』であると言えます

そしてさらに赤木英雄と比護隆祐から「灰原さんもHですね!」

と展開されていることから

・ダブルHから様々な登場人物の名前に当て嵌めて

考えていくことが「ダブルHの伏線」において重要になる

と展開して考えることができます

 

それではここまでに設定できた「設定・成立した定義」をまとめてみると

『ダブルHの定義』

名探偵コナンに登場するキャラクターの名前に関係している

・比護隆祐の比護、登場人物の苗字の最初の文字を指す(イニシャル)

・赤城英雄の英雄、名前の最初の文字も指していて名前も「ダブルH」の対象に含まれる

 

この『3つの定義』が作成、できました

そして「伏線」なのでさらにもう1つ定義することができます

それは・・・

・ダブルHの伏線はこれから登場する

『苗字・名前が最初にHとなる人物』に深く関係していく

 

 伏線の関係上、この定義は確実に立てることができます

 いかがでしょうか

あの少年探偵団の何気ない「ダブルH」というワードから

ここまで広げて、しっかり定義することが出来ました

これで「ダブルHがとても分かり易く把握出来る様になった」

ことは間違いないものになってきましたね

 

ダブルHの定義も落ち着いたところで

今度はその定義で分かったことを展開していきたいと思います

「思いついたらすぐやってみろ」、これは推理の定石ですよ~

 

ダブルH伏線の対象となる人物候補

 

は~い、やってきました~

次は「伏線ダブルHの定義」で分かった

「苗字か名前の始まりがHとなる、イニシャルがHとなる人物」

について候補を探して探っていきたいと思います

 

ざっと主要キャラクターだけになりますが見ていきましょう

 

・阿笠 (H)博士

・(H)服部 (H)平次(セルフダブルH)

・(H)服部 (H)平蔵(セルフダブルH)

・(H)服部 静華

服部家の父と息子は自身でダブルH!

コナンが太閤名人を調べることになったのも

平次が伊織に大岡家の事を聞いたのがきっかけでした

個人的には注目ですね

・(H)東尾 マリア

帝丹小の転校生、彼女も何か関係してくるのでしょうか

・イーサン・(H)本堂

・(H)本堂 瑛祐

・(H)本堂 英海

僕のブログ的にはここも注目ですね。本堂家!

・黒田 (H)兵衛

RUM候補がここで登場です

・(H)萩原 研二

警察学校組ですね

・(F)降谷 零

・綾小路 (F)文麿

・(F)フサエ・キャンベル・木之下

この3人はHかと思っていたのですが

どうやらFの様ですね(名探偵コナンWiki調べ)

 

こんなところでしょうかね

意外と名前がHから始まる主要人物がいましたね

 

仮にダブルHの伏線が比護と赤木の二人に倣うものであるなら

これらの人物候補から珍しく名前にHの付く

『黒田 兵衛』が関係してくるのかもしれません

このリストの中からダブルHとして登場するキャラクターがいれば

どういう展開になるのか楽しみですね

 

まとめ・感想

 

ざっとダブルHになりそうな人物候補を見てきました~

いかがでしたでしょうか

ダブルHの伏線と定義、そしてダブルHになりそうな人物候補

ダブルHという伏線に関して考察してきました

「かなり具体的で分かり易い推理におけるアプローチ」

できたのではないかと思います

 こうやって考えて「定義」したり「仮説を立てる」ことで

「ミステリーの謎を解く推理のための舞台」を作ることができます

 定義して分かり易く把握することで推理もよりし易くなってきますからね

僕パレント的伏線へのアプローチを今回紹介しながら

ダブルHの伏線を考えてみました

・・・ともう今回の記事は終わりそうな雰囲気ですが

まだ終わりではありません、最後に

 

一番最初の「ダブルHのシーン」に戻りましょう

ここでコナン隊と少年探偵団の会話のやり取りが出てきますが

コナンの発言に注目してみましょう

 

「そんなことより俺は羽田家の太閤名人について調べなくちゃいけねーんだ」

 そんなことより・・・?

読者はこの「そんなことより」を読むことで

『「少年探偵団とダブルHの話」と「羽田家の太閤名人」は無関係である』

と印象を受ける、受けてしまうでしょう

 

しかしその「そんなことより」「それどころじゃない」

これこそが『ミスディレクションなのです

「 見えているのに見えていない、見えなくさせられている」

よく冷静になって考えてみれば自ずと見えてきますよ

コナンがスマホで集中して調べようとしているその人物・・・

 

羽田家の太閤名人、羽田秀吉はダブルHのHとなる人物!

であることが・・・。

そうです、「そんなことより、それどころじゃない」と

必死に調べていた羽田家の太閤名人に関することが

『調べる前から少年探偵団が羽田秀吉太閤名人の事を言及して示していた』

この事がハッキリと分かって、見えてきます

 この先の展開を考えればコナンはきっと閃いてそのセリフを言うでしょう

「羽田家のH!太閤名人のH!あいつら・・・(少年探偵団)!そういうことだったのか・・!」

とね・・・。

おそらくそんな展開になるんじゃないかな~とパレントは推察しています

 

こんな感じでダブルHの伏線考察やってきました

ダブルHの伏線の定義から人物候補探し、伏線に関するミスリードの判別

まさかの伏線の着地ポイント予想まで考察してきました

ミステリーはこういう風にして考察し、定義をして

推理を展開することができます

その過程を一つ一つ丁寧に積み重ねながらやってきました

ぜひこの記事をミスディレクション・ミスリードの判別に

活用してみてください

『ダブルH』伏線の回収がどうなっていくのか

今後のコナンの展開が楽しみですね

それではまたお会いしましょう~